世界の国々の文化を、音楽を通して身近に体感するサロン「SILKROAD SALON:旅する音楽」第1回となる今回は、イランとインドをとりあげます。
会場となる正覚寺の寺紋である「ザクロ」は、子孫繁栄の意味が込められている吉祥果で、正覚寺に祀られる鬼子母神の好物とされています。イランやインドなどシルクロード沿いの国々においても、古来より豊穣のシンボルとされてきました。
イランとインドの音楽には、両国で共通して演奏されてきたザクロの曲があります。曲の題材だけでなく音楽的にも、それぞれの古典音楽には共通点がみられます。
今回は、音楽を通してイランからインドへ旅をし、両国の文化的なつながりを感じながら、シルクロードの終着点とも言われる日本へと戻ってきます。最後は、東大寺・正倉院に納められていた楽器の復元品とのコラボレーション演奏により、ここ日本で新たな音楽文化を紡ぎます。
◇ 日時:2021年12月18日(土曜)10:30 開場、11:00 開演、13:30 終演予定
◇ 場所:実相山 正覚寺 東急東横線 中目黒駅より徒歩3分
https://nakameguro-shogakuji.or.jp/
◇ 参加費:4,000円(要予約・事前振込)*イランとインドのお茶と軽食付
◇ お申し込み先:
下記メールアドレスまでお名前・人数・ご連絡先・ご祈祷への参加ご希望の有無をご記入の上、お申し込みください
silkroadjapan2020@gmail.com
◇ 定員:30名(コロナ対策のための限定人数)
◇ 出演者:
イラン・ペルシア古典音楽:岩崎和音(サントゥール)
北インド古典音楽:寺原太郎(バーンスリー)、森上唯(タブラ)
正倉院復元楽器:大塚惇平(笙・竽)、中村香奈子(排簫、横笛)
モデレーター:石井紗和子(浜松市楽器博物館学芸員)
◇ プログラム(予定):
10:00 鬼子母神堂ご縁日・ご祈祷ツアー
10:30 開場
11:00 イラン・ペルシア古典音楽の演奏
11:30 北インド古典音楽の演奏
12:00 イラン&インドのお茶・フィンガーフードの提供
12:20 演奏家と浜松市楽器博物館学芸員の石井紗和子氏を交えてのトーク
13:00 イラン・インド・正倉院復元楽器のコラボレーション演奏
◇ 鬼子母神ご縁日のご祈祷・正覚寺ツアー(希望者のみ・30分程度)
毎月18日は正覚寺にお祀りされている鬼子母神の御縁日です。創建から400年、重要文化財にも指定されている正覚寺・鬼子母神堂にて、池田住職によるご祈祷と法話・鬼子母神堂内のツアーを演奏会開演前に10:00より行います。ご希望の方は参加希望の旨をお申し込み時にお伝えの上、10:00までに正覚寺までお越しください。