今年の旧暦のお正月は2月19日ですが、その旧暦新年明けて最初の日曜日、笙三管だけの演奏会をひらきます。
今回はまさに新春ということで、雅楽の宇宙観で春を表す双調の楽曲をとりあげました。
また、双調は陰陽五行説において青色を表す響きでもあります。
そのような双調の響きは、青々とした草木が萌え出づるその響きなのかもしれません。
笙三管というとても贅沢な音空間の中、是非MOMINOKI HOUSEにて旧暦新年祝いの時をお過ごしください。
題字:上田恭輔
【日時】
2015.2.22 SUN
15:00 open 15:30 start
【TICKET】
¥3,000 ドリンク・フード別 1オーダー制
定員28名(全席自由 要予約)
【出演】
大塚惇平
田島和枝
音無文哉
【曲目】
双調調子 笙三管による退吹き(おめりぶき)
舞立 春庭楽
催馬楽 安名尊
笙三管による即興曲 など・・・
【申込方法】
①告知サイト「こくちーず」 http://kokucheese.com/event/index/257684/
②こちらのお問い合わせフォームからどうぞ。お名前と人数をお知らせください。
【ゲストプロフィール】
田島和枝
笙と正倉院復元楽器・竽(う)の演奏。笙を豊英秋(元宮内庁楽部主席楽長)、宮田まゆみ、石川高に、古代歌謡と雅楽合奏を芝祐靖、右舞を豊英秋の各氏に師事。国立劇場雅楽公演、八ヶ岳高原音楽祭、タングルウッド音楽祭、ウィーン現代音楽祭、薬師寺観月祭、坂本龍一・地雷ゼロキャンペーン、岡野玲子・陰陽師CD参加等、雅楽古典曲から現代曲まで多方面で演奏する。笙一管での調子の演奏をライフワークとし、またソロ活動として様々な演奏家と共演。「おとのひとひら」主宰。「伶楽舎」に所属。http://tajimakazue.jp
音無史哉
幼少期より様々な音楽、楽器に触れてきたが、コンピュータ音楽作成のためにサンプリングしていた笙の音を自在に出したくなり、笙を手にとった。以降、古典の稽古を積みながら、神社、お寺、ライブハウス、カフェ、ビルの屋上、船、タイの山奥、温泉など、様々な場で演奏を重ねている。また、平安時代に雅楽を演奏していた貴族は働く官僚・政治家・ビジネスマンでもあったことを受け、2011年、働きながら雅楽を学ぶOL&サラリーマンを中心とした「給湯流雅楽部」を設立。母体であるOL&サラリーマン茶道「給湯流茶道」のオフィス茶会が開かれる際にたびたび現れ、ビジネス勝利祈願や邪気祓いの演奏を行っている。